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ノヴァネオ視点の武器考察:ブラスター編

ノヴァネオ視点でブラスターを考察。ver. 2.2.0想定。

まず武器を簡単に紹介した後、ノヴァ視点ではどのような武器か述べる。

採用率が高い武器ほどコメントは多め。






ノヴァ系

わかばよりも短い射程という大きな弱点を持つ代わりに
爆風の範囲が広く連射速度が大きいという長所を持ったブラスター。
弾が爆発する間合いでは非常に強く、障害物戦、金網戦では無類の強さを誇る。


ノヴァブラスター  ノヴァネオ微有利

無印ノヴァ。サブはトラップでメインはスパショ。
ヤグラではトラップがある程度活躍するので僅かに採用の余地があるが、
現状ほとんどのルールでノヴァネオより弱い。
サブで塗れないのでスパショを溜めるのも一苦労で、
劣勢時に出来ることは極めて少ない。

ノヴァネオ視点で見ればボムの無いノヴァネオである。
メインが届かない間合いではボムで一方的にリスクをつけられるほか、
スペシャルの溜め合いはノヴァネオ有利。


ノヴァブラスターネオ  ノヴァネオ五分

通称ノヴァネオ。サブはスプラッシュボム、スペシャルはスプラッシュボムラッシュ。
メインサブスペシャル全てが強く、
無印の課題だった射程の問題や塗りの問題、
劣勢時の仕事の無さや対シールド戦の難しさなどをある程度解決した武器。
近くの遮蔽物にも遠方の遮蔽物にも
リスクをつけられる障害物戦のプロフェッショナル。
高台や金網、障害物の多い場所では無類の強さを誇り、
キル能力の高さから連キルマルチキルで試合を破壊することもしばしば。
地味な長所だがギアの自由度も高く、
別記事で考察しているので参考にしてほしい。

最大の欠点は無敵系スペシャルとの相性の悪さである。
ジャンプ撃ちにカウンター気味に出された場合間違いなく死ぬ。
ゲージ状況を確認して無敵を無駄使いさせるにしても、
安全に脱出するには地形でまず有利を取る必要があり、
基本的に相手のミス待ちをしなければならない。

間合い管理が重要であるにも関わらず射撃硬直が大きく機動力が低いため、
塗り負けしているとかなり苦しい戦闘を強いられる。
ボムラッシュにより打開できないガチエリアでは劣勢になる前に何とかするしかない。

ノヴァネオミラーは基本的に後出しゲームであり、
対等な状況ではほとんど相打ちになり、どちらかに地の利があればそちらが勝つ。
状況有利を取ったら相手がミスするまで我慢して一方的に狩ろう。
劣勢である場合、定番ポジションに決め撃ちしたり、高台などでミス待ちするのがセオリー。





ホット系

ノヴァとロンブラの中間的立ち位置のブラスター。
メインは癖のある性能だが、メインとサブスペシャルの相性が良いので
それらを活用することで隙のない運用ができる。


ホットブラスター  ノヴァネオ五分

通称ホッブラ。ホトブラとも。サブはポイズン、スペシャルはメガホンである。
ポイズンで機動力を奪った相手に対し一方的に間合い管理することが可能で、メインとの相性が良い。
またスペシャルがメガホンなので、
地形によってはポイズンメガホンで詰ませることも可能。

ポイズンを当てた相手に対し得意な間合いに持ち込むためには
周辺にある程度自インクがあることが必要であり、
塗り負けしている状況ではスペシャルがメガホンということもあり一気に苦しくなる。
劣勢時はポイズンを当てることがそもそも難しくなるので厳しい戦闘を強いられる。
また、タイマンで安定して勝つには、
ポイズンヒット確認から移動後、爆風2発キルもしくは直撃というルーティンに持ち込む必要があるが、
これはかなり時間がかかる作業であるため実はあまり頻繁に行うことができない。
無敵スペシャルにより安定感のあるホッカスに比べるとどうしても見劣りする武器である。

ノヴァネオは、遠方では一方的にホッブラ側のジャンプ撃ちに
ボムでリスクをつけることができ、
ボムラッシュをすれば確実に撤退させることも可能。
しかし、1回ポイズンを食らってしまうと射程負けしている上に
ボムを1個しか投げられなくなり、
障害物裏に逃げても一方的に撃たれてしまうため非常に不利な展開となる。
こちらの位置を悟られる前に接近してしまいたい相手で、
ボムの使用や射撃を控えて距離を詰め、
跳び込んでノヴァの射程内まで近付けば問題なく有利が付く。


ホットブラスターカスタム  ノヴァネオ微不利

通称ホッカス。中距離でのキル性能に非常に優れるメインは、
射撃硬直が長く、また近距離での戦闘が安定しないという欠点をもっているが、
それをスペシャルのバリアで見事にカバーしている強武器。
サブのポイセンもメインの弱い塗りで
無理に敵インクをクリアリングする必要がなくなるほか、
高台や遮蔽物裏の索敵も楽になり相性が良い。

バリアがあるとはいえ、メインの塗りが弱いためスペシャルの回転率はあまり良くなく、
バリアが溜まっていない状態では
ブラスター特有の射撃硬直の長さと近距離戦の不安定さが弱点となる。
バリアを切るタイミングの判断が難しく、
直撃の精度が近距離戦の勝率に直結するため相当のPSを要求される武器。

ブラスターカテゴリ内では最強クラスであり、ノヴァネオのライバル的存在。
ノヴァネオは連射速度や爆風範囲、サブの性能で勝るが、射程やスペシャルの相性で劣る。
ホッカス側のバリアが溜まっていなければ、
不意を突いて接近しノヴァネオの得意な間合いに
持ち込んでしまえば有利な撃ち合いを仕掛けられる。

ただしバリアが溜まっている場合は、
ほぼ確実に直撃を当てられる状況や
退避が容易な状況以外で攻撃を仕掛けるのは危険で、
こちらの位置を察知されている場合苦しい状況となる。
転がしボムによる牽制は敵のスペシャル状況に関わらず有効だが、
バリアにボムを直接当てても無意味なので注意。
止む無く近距離でバリアを発動されてしまった場合は、
自インクや遮蔽物を通ってスパジャンを含む退避行動を取るか、
バリアに直撃を当てないように注意しつつ
バリア周辺を地面撃ちしてバリア周りをぐるぐる回って時間を稼ぐしかない。

ちなみにバリアがない状態での超近接戦では
連射速度と地面撃ちの爆風の大きさの関係でノヴァ有利である。





ロンブラ系

長射程と直撃確一キルを両立したブラスター。
遠方からチャージ無しで敵を即死させることができる。
一方でインク効率や連射速度はかなり犠牲になっている。


ロングブラスター  ノヴァネオ有利

通称ロンブラ。L3リールガンと同じくらいの射程を持ったメイン、
サブスペシャルにシールドとトルネードを持った武器。

遠方から直撃キルを取れるのは魅力的ではあるが、
メイン効率が極めて悪く、シールドを投げてから3発しか撃つことができない
(ただし、メイン効率orサブ効率のサブギアパワー1個で4発撃てるようになる)。
連射速度が低いため接近戦が非常に苦しく、
そもそもシールドとメインの相性があまり良くない。
加えてスペシャルはトルネードであり退避にもインク回復にも使えない。
ロンカスではなく、わざわざこちらを採用する必要はほぼ無いだろう。

ノヴァネオ側は間合いを詰めることに
注力していれば有利な撃ち合いに持ち込める。
万が一シールドをカウンター気味に出されても
多くとも数発弾を避ければ敵のインクはすっからかんである。
さっさとボムでシールドを破壊して落ち着いて仕留めよう。


ロングブラスターカスタム  ノヴァネオ五分
通称ロンカス。ロンタムとも。
サブがスプラッシュボム、スペシャルがダイオウイカになったロンブラ。
ダイオウイカを持つ唯一のブラスターで、非常に苦手な接近戦を上手くカバーしている。

残念ながらメインの塗りが弱いためダイオウの回転率は悪く、
ダイオウが無い状態ではロンブラ以上に間合い管理に苦戦する。
また、ダイオウ解除後にロンカスの間合いを維持しなければならないため、
ダイオウを使っても早めに退避する必要があり、
緊急退避以外であまりダイオウを活かせない。
一応ボムを持っているが、ボムを投げると3発しかメインを撃つことができない。

ダイオウを持っているせいで、
ノヴァネオ側が間合いを詰めさえすれば勝てるような相手ではなくなった。
ゲージ状況を見てダイオウが溜まっているようなら、
大きな射撃硬直を狙ってボムを投げ、遠方でダイオウを使わせるようにしよう。
敵がこちらに気付いていないなら、思い切って射撃硬直を狙って直撃を取るのも手。
ダイオウがなければロンブラと同じく問題なく有利を取れる。





ラピッド系

直撃による一撃キルがなくなり爆風が小さくなった代わりに、
高い連射速度と長い射程を得たブラスター。
サブやスペシャルに癖のある武器が多い。


ラピッドブラスター  ノヴァネオ微有利

通称ラピブラ。プライムシューターと同程度の射程を持つメインと、トラップ、バリアを持った武器。
得意な間合いではそこそこ強いため、マップ内でも特定の場所の撃ち合いに強い。
トラップは短射程組の接近を牽制し、バリアは接近戦の弱さを補うことができる。
攻撃積みと相性が良く、キルに必要な弾数を減らすことが期待できる。

メインで直撃を当てても一撃でキルできないため、
カウンター気味にバリアを使ってもそのまま押し切られてしまう場面が珍しくない。
メインの塗りが弱くサブで塗れないのでバリアの回転率も悪い。
また、直撃2発でもキルタイムは46Fとダイナモ並みに遅く、
間合いを詰められてしまうと大抵の武器に撃ち負ける。
本当に特定の間合いでしか能力を発揮できず、安定感に欠ける。

ノヴァネオはラピブラの得意な間合いを避けつつ
ノヴァの射程内まで近づく必要がある。
バリアでカウンターをされるのは避けたいが、
もしされてもホッカスのバリアほど絶望的な状況ではないので
周辺を塗ってトラップに警戒しつつ粘着していれば何とかなる場合がある。
その内向こうからスパジャンで逃げてくれることも。


ラピッドブラスターデコ  ノヴァネオ有利

通称ラピデコ。キューバンボムとキューバンボムラッシュを持ったラピブラ。
シャープマーカーと同じく、存在意義のほとんどをキューバンラッシュに吸われている。
無印ラピブラのように接近戦を補助するサブもスペシャルも無いので、
何とかして間合いを維持しつつスペシャルを溜めるしかない。
メインの塗りが弱いのがかなり厳しい所。
実はモンガラでは結構強い。

ノヴァネオからすればバリアもトラップもないラピブラなので、
安心して間合いを詰めることができる。


Rブラスターエリート  ノヴァネオ有利

通称ラピエリ。Rはラピッドの略である。サブはチェイススペシャルはスパショ。
ラピブラよりも射程が伸び、プライムとジェッスイの中間くらいの射程となっている。
ブラスターの中では最長の射程で、
犯罪的距離からチャージャー等に圧力をかけることが可能。
こちらも攻撃アップとの相性が良い。

射程は伸びたものの、その分ラピブラよりも機動力、連射速度、インク効率で劣る。
キルタイムは直撃2発でも52Fと大変遅く(ダイナモよりも5F遅い)、
接近戦はさらに苦手になっており、安定感に欠ける。
サブのチェイスとの相性も悪く、
元々直線塗りが出来るメインが必要とする場面は少なく、
チェイス追いからの特攻も不可。
1個チェイスを投げるとメインを1発しか撃てなくなる。
結局チェイスは超近距離での最後の足掻きくらいの用途しかなく、
その用途で使うにしろ消費インクが多すぎて咄嗟に使えない。
また、塗りは弱いのでスパショを溜めるのには苦労する。

ノヴァネオ側はラピエリの得意な僅かな間合いにさえ
入らなければ有利が取れる。
近距離で暴れチェイスをしてきたら敵の残りインクはメイン1発分しかないので、
チェイスを避ければ勝ち確である。


Rブラスターエリートデコ  ノヴァネオ微有利

通称エリデコ。サブはポイズンでスペシャルはメガホンである。
ポイズンにより間合い管理がやや楽になった。
スペシャルがメガホンなのでホッブラと同じくポイズンメガホンのコンボが可能。
エリデコの射程を考えると遠投は入れておきたい。

ポイズンにより間合い管理が楽になったものの、
やはり接近戦が苦手であることに変わりはない。
距離によってはポイズンを当ててもそのまま撃ち負けるだろう。
遠投ポイズンにより上手く得意な間合いに
持ち込めた時のみ安定して勝つことができるが、
これも結局ホッブラと同じく
1人のキルにかなりの時間がかかってしまうため、
あまり頻繁に行うことができない。
勿論打開はホッブラ以上に困難である。

ノヴァネオ側の対策は基本的に対ホッブラと同じ。
ポイズンを当てられると苦しい展開になるので
こちらの位置を察知される前に叩く。
ホッブラと違ってこちらは直撃を食らっても即死しないので
多少強引に接近してもOK。