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ゲーム好きの鳩"YON"がツイッターでは言い切れないことについて書き連ねるブログ

2016年 ボードゲーム「面白かった順」ランキング

2016年も終わりということで、今年遊んだボードゲームのレビューを書く。YON宅やアユハウス、SINナナキ宅などで遊んだものが大半。

「面白かった順」のランキング形式で、ベスト5から発表。

 

第5位 カタンの開拓者たち

 

カタン スタンダード版

カタン スタンダード版

 

 

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評価点
  • ルールが分かりやすい
  • 勝利条件に至るまでの道筋が多い
  • 勝敗を予測しにくい
  • ランダム要素が多く展開に幅がある
  • 「交渉」の要素があるため自然と会話が多くなる
  • 知名度が高い
問題点
  • 盤面、サイコロ、チャンスカードの運要素の影響が大きい
  • 露骨な妨害要素があるためヘイトが溜まりやすい
  • キングメーカー問題が発生する
  • 3人でも遊べるがバランスが悪い
  • 拡張ルールの完成度が低い
総評 「確率的平等」を人の手によって矯正するゲーム

カタン島の開拓をテーマとした、大変有名なボードゲーム。序盤は入手できる資源が少ないが、資源を消費して開拓地や都市を新たに建設することによって、入手する資源を増やし、手軽に拡大再生産を楽しむことができる。開拓地や都市は隣接して置くことができないので、資源が沢山出る美味しい場所は他のプレイヤーとの奪い合いになる。

カタンの一番の長所は「勝利に至るまでの道筋が複数ある」ことだろう。カタンでは勝利ポイントを10点獲得した時点で勝利が確定するが、開拓地や都市の建設によるポイントの他にも、最長交易路や最大騎士力による2点ボーナス、非公開のチャンスカードによる得点が存在するため、様々な組合せで10点を目指すことができる。盤面の自由度が高いためゲーム毎に違った展開が楽しめること、手持ちの勝利ポイントの一部が非公開であるため誰が勝利するか予測がつきにくいことも長所だ。

カタンの大きな問題点は運要素の大きさとヘイトの溜まりやすさにある。このゲームでは資源が無いと何もできないが、資源が産出するかどうかは賽の目ひとつで決まってしまう。この非常に大きな運要素を調整するために、カタンには「交渉」という要素が設けられている。プレイヤー同士が互いに了承すれば、手持ちの資源を交換できるというルールだ。しかし不運により交換に出す資源すら産出していない場合は交渉しようがないし、交渉に応じるかどうかはプレイヤー次第であり、誰が有利であるか、誰が何を狙っているか、なぜ交渉に応じてはならないかに関するギスギスした会話が生まれることも珍しくない。カタンでは賽の目という確率的に「平等」な要素を、その場のプレイヤー達にとって最も納得のいく形に矯正していくのだ。

また、カタンには「盗賊」という露骨な妨害要素が存在する。盗賊をある土地に置くと、その土地に隣接した開拓地や都市を有しているプレイヤーから資源を奪うことができ、しかも盗賊が存在する限りその土地から資源は産出しなくなる。盗賊を動かすには特定の賽の目を出すか特定のチャンスカードを使うしかなく、かなり運に左右される。自分が特に有利でもないのに理不尽に妨害されたときのイライラ具合はかなりのものだ。この大きな妨害要素は、勝ち目のなくなったプレイヤーが任意のプレイヤーを妨害して最終的に勝利するプレイヤーを選べるという、キングメーカー問題の要因にもなっている。結局の所、ハードルが低く誰でも楽しめるはずなのに、理解度が同程度のプレイヤー同士でプレイしないと余計な軋轢を生んでしまうという面倒なゲームとなってしまっている。

しかしながら、運要素や他のプレイヤーの妨害を掻い潜って勝利するのは実に楽しく、戦術を色々と考察するだけでもかなり面白いゲームなのは確か。今でも部活のメンツとよく遊ぶボードゲームだ。

 

 

第4位 コリドール

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評価点
  • ルールが分かりやすい
  • 盤面が分かりやすい
  • 戦略性が高い
  • 理不尽さの無い逆転要素がある
  • 先手、後手以外の運要素が無い
  • ワンゲームにかかる時間が10-20分程度と短い
  • 運搬が楽
問題点
  • 将棋や囲碁に似た硬派なゲームなので人によっては受け付けない
  • (ほぼ間違いなく)先手が有利
  • 定石を知っている方が有利
  • 4人でも遊べるが著しく完成度が低いため実質二人専用
  • 約6000円と値段が高い
総評 壁を設置し、相手にとって不利な迷路を作り合うゲーム

移動か、壁の設置か。この2つの選択肢の内どちらかを選び続ける、とてもシンプルなアブストラクトゲーム。自分の駒を一番奥に移動させれば勝ちで、駒は壁を越えて移動することはできない。手持ちの壁は10枚で、一度設置したら後から移動させることはできない。敵の進路を完全に塞ぐ(ゴールが不可能になる)壁を置くことはできない。

面白さに関しては、こちらの動画を見ると手っ取り早く理解できると思う。安易に壁を設置して敵の妨害をしている(つもりでいる)と後々自分の首を絞めることになる。シンプルながら奥深く、考察サイトもある(例えばこれとかこれ)。

大変硬派なゲームなので、人によっては受け付けないのが欠点と言える。また、運要素が少ないゲームにはありがちだが、定石を知っているか知っていないかで露骨に差がついてしまう。特にコリドールは一手ミスると即死に直結するゲームなので初心者にはあまり優しくない。

将棋や囲碁、オセロなどのゲームが好きな人とならほぼ間違いなく楽しく遊ぶことができるだろう。気に入ったら考察サイトを巡って定石を研究してみるのも一興。

 

 

第3位 ファウナ

 

ファウナ (Fauna) 日本語版 ボードゲーム

ファウナ (Fauna) 日本語版 ボードゲーム

 

 

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評価点
  • ルールが分かりやすい
  • 生物、地理の知識を得られる
  • 自然と会話が多くなる
  • 知識ゲーなのに知識がなくても大きく不利にならない
問題点
  • 生物、地理の知識がないと不利
  • 教養の差が出るのでメンバーによっては危険
  • 動物カード、手番の運要素がある
  • 動物カードのデータを暗記しているプレイヤーが有利
  • 駆け引きの要素が少ない
  • 逆転が起こり辛い
  • 不正行為が可能
総評 生物と地理の教養を問う、高難易度の知育ゲーム

動物の名前、学名、イラスト、生息地域数を見て、その動物の生息地、体長、体重、尾長を予想するゲーム。キリンのような知名度の高い動物から、クロハラハムスターのような超マニアックな動物まで網羅しているが、知っている動物でも原産地や身体データを正確に当てることは意外に難しい(キリンの生息地と体長、体重を予想してみてほしい)。手番のプレイヤーから自分の手持ちの駒(最初は6個ある)を予想した地域や体長、体重、尾長の場所に1つずつ順番に置いていき、答え合わせをする。正解、もしくは正解と隣接した場所に駒を置いている場合は点を得られるが、それ以外の場所に置いた駒は一時的に没収され、点は得られない。既定の点数を最初に得たプレイヤーが勝利する。

ファウナの良い点は楽しみながら知識を得られる点。知育ゲームとして良いと思う。難易度は非常に高いので大人でも十分に楽しめる。答え合わせの後にスマホでその動物について調べ、プレイヤー同士で色々と感想戦をするのもまた一興だ。

ただし駆け引きを楽しむボードゲームとして見ると、ファウナは欠点だらけである。動物カードは有限(700種類程度)であるため、ずっと遊んでいると同じ動物が再度登場することがある。当然、その動物でファウナを遊んだことがあるプレイヤーが有利になるわけだ。また、知識がなくとも他のプレイヤーに便乗して自分の駒を置くことができるため、駆け引きの要素は少なく、逆転も難しい。

ファウナにはもう1つ、動物以外の知識の差が出てしまうという難点がある。ファウナは動物のデータを当てるゲームであるが、動物の知識を問うゲームというよりは、周辺知識をフルに使って類推する力を問うゲームであるからだ。*1 駒は他人に便乗して置くことができるので、ゲーム上では得点に大きな差がつかないし、元々の難易度が高いので恥をかいたりかかせたりすることは少ないだろうが、余計な不和を生まないよう、一緒に遊ぶメンバーやゲーム中の会話には細心の注意を払わなければならない。

オススメは同じ学校や職場の人と遊ぶこと。他のプレイヤーの推測に気兼ねなく喧嘩を売りながら楽しくプレイしよう。

 

 

第2位 プエルトリコ

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評価点
  • 「植民地」のテーマ性が高く馴染みやすい
  • 勝利条件に至るまでの道筋が多い
  • 運要素が少ない
  • 駆け引きの要素が多い
  • 接戦になりやすく勝敗を予測しにくい
  • ダウンタイム(待ち時間)が少ない
  • 3人、4人、5人プレイで違った楽しみがあり、どれも完成度が高い
  • 拡張ルールの完成度が非常に高い
問題点
  • ルールが複雑
  • インストラクションに数十分かかる
  • 定石を知っている方が有利
  • 非合理的な行動を取ると他のプレイヤーにも被害が及ぶことがある
  • ワンゲームが長い(4人プレイで40-50分程度)
  • 日本語版は入手が困難
  • 運搬が大変
  • 約7000円と値段が高い
総評 
互いに互いの行動を模倣し合う植民地で、他人との差別化を図るゲーム

こちらの記事で扱ったことがある有名ボードゲーム。2016年12月現在のボードゲームギークのランキングでも全ボードゲーム中9位を獲得している。

プエルトリコの最大の特徴は、どのプレイヤーも互いに互いの行動を模倣し合うというゲームシステムだ。すなわち、自分がある行動を取ると、その後に他のプレイヤーも同じ行動を取るか、強制的に取らされる。他のプレイヤーがある行動を取ると、自分もその後に同じ行動を取るか、強制的に取らされる。このような環境下で自分だけが抜きん出るように策を練るゲームがプエルトリコだ。

プエルトリコの秀逸な点の一つに、テーマ性が高いという点がある。植民地支配を扱っており、植民地に入植する人を示すコマは何故か黒い(おそらく黒人奴隷を意識している)。扱う作物はトウモロコシ、インディゴ、砂糖、タバコ、コーヒーとプランテーション作物ばかり。作物を売ったお金で建物を建てるか、作物を国外に出荷して得られたポイントで勝敗が決まる。ルール自体はかなり複雑であるが、テーマが一貫しているので案外初心者でもとっつきやすい。

そしてカタンと同じく、勝利に繋がる戦術が多い。作物を沢山出荷してポイントを貯めるも良し、高額な建物を複数建ててポイントを貯めるも良し、入植者を大量に呼んで人を枯渇させてゲームを早期終了させても良しと、戦術に幅がありながら、運要素が少ない。かなり実力差が出るゲームで、BSWというオンラインボードゲームサイトの強豪プエルトリコプレイヤーは数千試合を経験して勝率60%を超える成績を持っている(BSWでは通常3人でプエルトリコを行うので、平均的な勝率は33%となる)。

ボードゲームの中ではかなり重く、準備もインストラクションもプレイもそれなりに大変である。また、運要素が少ないので定石を知っているか知っていないかで露骨に差が出てしまう。プエルトリコでは自分一人で点数獲得に必要な全ての行動を行うことができないため、自分とWin-Winとなるような行動をとってくれることを他のプレイヤーに期待する場面がよくある。よって初心者が合理的でない行動を取ってしまうと、その初心者だけでなく他のプレイヤーも被害を受けることがあり、これがよく不和の原因となる(BSWでもよく外国人プレイヤー同士のチャット喧嘩が発生する)。地味に入手が困難で高額という欠点もある。ちなみに私はメビウスゲームズを直接訪れて日本語版を購入した。

極めて綿密に作られたボードゲームで、稀代の名作であることは間違いない。私がわざわざBSWに登録して外国人プレイヤーに混ざってプエルトリコを遊んでいるほどだ。拡張ルールの完成度も高く、BSWでは半数ほどのプエルトリコ部屋が拡張ルールで開かれている。ボードゲーム好きなら是非一度遊んでみてほしい一作だ。

 

 

第1位 パッチワーク

パッチワーク 日本語版

パッチワーク 日本語版

 

 

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評価点
  • ルールが分かりやすい
  • デザインが秀逸
  • 理不尽さの無い逆転要素がある
  • 駆け引きの要素が多い
  • 運要素は少ないが展開に幅がある
  • ワンゲームにかかる時間が20分程度と短い
  • 運搬が楽
  • 3000円弱と値段が安い
問題点
  • 定石を知っている方が有利
  • 布地タイルをランダムに並べるのが難しい
  • 勝敗を予測しやすい
  • 場所を取る
総評 
お金と手番をやりくりしながら、
駆け引きとパズル、拡大再生産を楽しむゲーム

小さな布地を縫い合わせて大きな布地を作る、パッチワークをテーマとした作品。2016年12月現在、ボードゲームギークのランキングで全体38位、アブストラクトゲーム内1位、ファミリーゲーム内2位を獲得している。

パッチワークは円形に並べた布地タイルをボタン(ゲーム内通貨)で購入し、自分の9×9のキルトボードに隙間なく並べていくパズルゲームであり、購入した布地タイルに応じて自分のコマが進んでゴールに近付くスゴロクゲームであり、相手が欲しがっているタイルを渡さず、早い者勝ちで入手できる1×1のタイルや、7×7の範囲を先に埋めると貰える7点ボーナスを奪い合って駆け引きをするゲームであり、自分が購入したタイルによって以降の収入が増える、拡大再生産を楽しむゲームでもある。2人のコマが両方ともゴールに達すると、自分のキルトボードの空きマスの数に応じてボタンを没収され、最終的に所有しているボタンの個数が多い方が勝利する。このゲーム1つに様々な要素が詰まっていて、実にバランス良くミックスされているのだ。

見た目はポップでとっつきやすいが、中身は紛うことなきガチゲーであり真剣勝負にも十分耐える。しかしルール自体は単純で分かりやすいので気軽に遊ぶことも勿論可能。運要素は少なく、最初にランダムに並べる布地タイルの順番により展開に幅が出るようになっている。デザインが秀逸で、綺麗にタイルを並べられた試合では思わず写真を撮りたくなる。

問題はパネルをランダムに並べるのが難しい点。パネルの順番はかなり重要なので適当にはできず、上手い混ぜ方が求められる。また、7点ボーナスを獲得した方がかなり有利になる(私は様々な相手と20試合ほどパッチワークを遊んでいるが、7点ボーナスを取った方が負けたのは1回だけ)ため、勝敗を予測しやすいのも少し残念な点。運要素が少ないため定石を知っている方が有利になるのは他のガチゲーと一緒だ。

おそらく2人で遊ぶボードゲームの中では最高峰に位置する。気軽に遊ぶも良し、ボードゲーム好きの友人とガチで楽しむも良し。少し大袈裟に言えば、スマブラのように幅広い楽しみ方ができるゲームだ。万人に勧められる作品。

 

 

ランキング外

レジスタンス:アヴァロン

レジスタンス:アヴァロン日本語版

レジスタンス:アヴァロン日本語版

 
評価点
  • 人狼系のゲームだがダウンタイム(待ち時間)が少ない
  • 人数が少なくても駆け引きを楽しめる
  • 自然と会話が多くなる
  • ワンゲームにかかる時間が短い(5人プレイで20-30分程度)
  • ルールの拡張が容易
  • 逆転要素がある
  • 運搬が楽
問題点
  • 最低でも5人必要
  • 定石を知らないと戦犯になる
  • 戦犯がいると速攻で終了する
  • 逆転要素に運要素があり理不尽になり得る
総評

自分の役割を隠匿しながら、自分の陣営の勝利のために駆け引きをする人狼系のゲーム。人狼より優れている点は、少人数でも十分駆け引きを楽しめるバランスとなっていること、脱落者がいないためダウンタイム(待ち時間)が少ないこと。

しかし定石を知らないとすぐに正体がバレて戦犯となる恐れがある点は人狼と一緒。定石を知ってからは十分楽しめると思うが、残念ながら自分は今年あまりプレイ回数を稼げなかったので定石を教えてもらいながらプレイするに留まった。自分の理解度もまだまだ足りないと思うので今回は選考外とする。来年また知り合いとプレイしたい作品。

 

 

スカル

 

 

スカル (Skull)

スカル (Skull)

 

 

評価点
  • ルールが超簡単
  • 少人数でも駆け引きを楽しめる
  • ワンゲームにかかる時間が10-20分程度と短い
  • 運搬が楽
問題点
  • ほぼ運ゲー
  • 展開に幅がない
総評

「髑髏と薔薇」。超簡単な読み合いゲーム。深読みして自爆したりタイミングを逃したり、何かと盛り上がり、誰とでも遊べる無難な作品。コンポーネントも少ないので運搬も楽。個人的にはもうちょっと複雑なゲームが好きなので残念ながら選考外とした。

 

 

ミスティクア

深海生物カードゲーム ミスティクア

深海生物カードゲーム ミスティクア

  • 作者: 中江雅典,篠原現人
  • 出版社/メーカー: マイアース・プロジェクト
  • 発売日: 2013/08/22
  • メディア: おもちゃ&ホビー
  • この商品を含むブログを見る
 
評価点
  • 深海生物の知識が得られる
  • 「学会」というテーマ性が高い
  • 運搬が楽
問題点
  • 運要素が非常に大きい
  • 駆け引きが極めて単純
  • 逆転が困難
  • 記憶ゲーの要素もあるので集中しないといけない
  • ワンゲームに無駄に時間がかかる(4人プレイで30分以上)
総評

今年唯一「もうやりたくない」という感想に至ったボードゲーム。学会や深海生物を扱っているため真面目な印象を出しているが、その実態は強い生物のカードを引けるかどうか、ジャンケンで勝てるかどうかでほぼ決まる運ゲーである。発生する駆け引きは超単純で、なんと説明書で駆け引きが発生する点が全てご丁寧に解説されている。しかも読み合いを仕掛けたり乗ったりするのは大体ハイリスクで、一生自分一人で作業をしている方が安定するバランスになっている。

このようにやってることがしょーもないのに記憶ゲーの要素が大きいので集中する必要がある。深海生物のカードには色々と雑学が書かれているが、読むタイミングは無いし読むと記憶が飛ぶ恐れがあるので誰も読まない。ファウナと違い知育ゲームとしての価値も薄い

内容が薄い癖にテンポも悪くワンゲームに30分以上はかかる。終わった後に思うことは「もうやりたくない」の一点のみ(なぜか今年2回もやるハメになったけど)。来年はミスティクアと縁のない一年になることを祈る。

 

 

*1:前述の「キリン」を扱ってみよう。生息地を知らずとも、例えばライオンキングにキリンが出演していることを知っていれば、キリンがアフリカ東部のタンザニア(俗に言う「サバンナ」。正確にはアフリカ内部のサバナ気候の地域)に生息していることは分かるので、ファウナにおける「大地溝帯」に駒を置けばよいと分かる。ライオンキングに出演している他の動物に関しても同様だ。次に体長(地面から頭までの高さ)。これは通常は予測するしかないが…例えば次のような番組を見たことがあれば、体長5m、体重1.5tと正確に知ることができる(ちなみに私はたまたま同じ内容の動画を見ていたので覚えていた)。体高(地面から背中までの高さ)を問われても一軒家の1階天井くらいの高さなので3m程度と分かる。